ドラゴン縄 投稿者:
スタム 投稿日:2024/11/03(Sun) 18:54
No.967
今日から新作です。今回はタイトルの通り、某東大を目指す漫画原作のドラマの第1シーズンと第2シーズンの間の話を妄想したものです。登場人物の名前をちょっとだけ変えていますが。今回はプロローグだけで、緊縛シーンは次回をお楽しみに
高崎綾乃 26歳 新〇結衣さんのイメージ。東大卒業後はシステムエンジニアへの道を歩み、新人ながら頭角を現し、会社の未来として期待されている
水樹菜緒 26歳 長〇まさみさんのイメージ。一浪して東大に入り、そのまま法科大学院を出て司法試験に合格した。
菜緒の司法試験合格を祝い、あの時の特進クラスで集まろうという話になった。男衆の都合がなかなかつかないので、女性陣で先に前祝をやろうということになった。菜緒と綾乃、そしてもう一人の同期の林麻衣と一緒にしこたま飲んだ。
「もう、菜緒も綾乃も飲みすぎよ。」
「へーきへーき。」
「もう、私明日朝から撮影があるからもう帰るね。」
林は東大出身モデルということで芸能界を騒がせていた。林が帰ると、二人でへべれけになりながらタクシーに乗りこんだ。それがあんなことになるとは知らずに・・・
Re: ドラゴン縄 - スタム 2024/11/10(Sun) 19:57 No.968
それからどれだけ時間が経ったろうか。二人が目を覚ますと、薄暗いところにいた。そして
「なにこれ。外れない。」
二人とも後ろ手に手錠をされ、その鎖が地面のフックに繋がれていた。周りを見渡すと、自分たちのほかにも拘束された女性たちが複数いた。そして、出口には鉄格子が嵌められていた。どうやら私たちは誘拐されたと確信した。と、目出し帽をかぶった男たちが複数現れた。なにやら英語でしゃべっている。菜緒は英語の分かる綾乃に意味を聞いた。
曰く、明日、この屋敷の囚人を対象に人気投票が行われる。その票数を基にで上級囚人、中級、下級、最下級囚人に分けられる。そして、1票もない囚人は囚人の価値なしとして、地下で永遠に強制労働させられるというものだった。
そして、人気投票の日が訪れた。綾乃と菜緒はビキニに着替えさせられ、後ろ手に厳しく縛り上げられ、数珠繋ぎにされて人気投票の会場に歩を進めていた。抵抗しようにもスタンロッドを持った男たちがかなりの数いるので、どうにもならない・・・
Re: ドラゴン縄 - スタム 2024/11/15(Fri) 19:48 No.1202
囚人たちは十人ずつ数珠繋ぎにされて連行されていく。菜緒と綾乃はそれぞれ別の列で連行されていく。綾乃は前の金髪女性に話しかけられた。
「何あんた。新人?」
「そうですけど。」
「ふうん、あんた英語が話せるみたいね。さっき何言ってたか知ってるわけ?」
「今から私たちの人気投票が行われて、それによって待遇が決まるのでしょう?」
「ふうん、ちゃんと聞き取れたみたいね。あんたは自分がどれぐらい票を集めると思ってるの?」
「さあ、投票する人の嗜好にもよりますし、さっぱりです。」
「まさか、自分に上級囚人の可能性があるなんて思ってないでしょうね。」
「その上級囚人がどれだけ票を集めたらなれるのか知らないので、何とも。」
「のらりくらりと、まあいいわ。教えてあげる。私は3年前からここにいて、何回も人気投票を経験したけど、上級囚人の顔ぶれはいつも一緒。ロシア人のラダ・チェリシェフがいつも一番で、その下にフランス人のローズ・ペドレッティ、ルーマニア人のアデリナ・ニクラエ、コロンビア人のソフィア・ロドリゲスが2位から4位を独占してるわ。」

Re: ドラゴン縄 - スタム 2024/11/19(Tue) 19:06 No.1387
「そうなんですね。」
「だから最大限上手くいっても中級まで、まあ、あんたがどこぞのお嬢様でない限り、それも難しいでしょうけど。」
「やっぱり、身分とかが高い方が上に行けるってことですか?」
「そういう事。あんたはどうなの?」
「普通のサラリーマン家庭ですが。」
「じゃあ、いいとこ下級がせいぜいね。まあ、最下級にならないよう祈る事ね。」
「最下級になったらどうなるんですか?」
「まあ、地下送りよりはマシだけど、人間扱いなんかされないから。」
「おら、くっちゃべってないで、さっさと歩け。」
と、会場に引き出された。そこにはこの屋敷の人間がすべて顔をそろえていた。そこで一人ずつ英語で紹介されていく。そして、一人一人、ビキニで胸を括り出すように緊縛された姿をスクリーンに映し出されていた。とても恥ずかしかったが、騒いだところで厳しく緊縛され数珠繋ぎにされていてはどうにもならない。綾野も菜緒も、ただただ早く終わるよう祈るしかなかった・・・
そして、次の日に、囚人たちは全員目隠しと猿轡をされ、それぞれの等級の牢獄に護送されていった。菜緒も列の最後尾に繋がれ、エレベーターに乗せられる。綾乃は誰とも繋がれず、縄尻を取られ、ただ立たされていた・・・

Re: ドラゴン縄 - スタム 2025/05/06(Tue) 18:13 No.1449
しばらく経ってから綾乃はエレベーターに乗せられる。声が聞こえないことから周りには囚人は誰もいないと察した。
(マズイ、これは地下で強制労働コースかもしれない)
といっても、厳重に縛り上げられ、目隠しされている現状ではどうにもならない。もうなるようにしかならないと覚悟を決めたその時、ある部屋に通され、目隠しを外された。そこには、四人の美女が縄をほどかれ、煌びやかな服に着替えさせられている。
「ようこそ、君はこれから上級囚人として生活してもらう。上級囚人に相応しいふるまいを心掛けるように。」
「・・・・。」
「何だ、その鳩が豆鉄砲を喰らったような顔は。」
「いえ、何で私が、別に名家の生まれというわけでもないのに。」
「そうなのか。ということは、上流階級のふるまいをしっかり教育しないといけないな。まあそれはおいおいとして。さあ、入って下さい。」
と、50ぐらいの女性が入って来た。
「あらあら、可愛らしい子。しかも同じ日本人なんて、うれしいわあ。早速縛っていいですの?」
「ああ、思う存分縛ってくれ。」
キュチチ、ギチチイ
「あううう。」
「どうやら気に入ってくれたようやわ。」
綾乃はビキニのまま後ろ手に厳しく縛り上げられ、乳房を括り出されていた。どうやら特別な縄らしく、肌にしっかりと馴染んで、まるで一体となったように締めついていた。緊縛の強度も絶妙で、痛みを感じるギリギリ下のきつさで締めついていた。幾重にも括り出された乳房が根元からはじけ出ている。

Re: ドラゴン縄 - スタム 2025/05/16(Fri) 18:38 No.1450
「雅な声やわぁ。感じてはるん?」
「だ、誰が。」
「まあ、ここで屈したらおもろないわ。時間はたっぷりあるさかい、じっくりと縄に染めたるわ。」
「いや、この子は名家の出というわけではないから、まず上級囚人としてしっかり教育しなくては。」
「あらそうなん?上級囚人だから、てっきり名家の出だと思ったわ。まあええわ。毎日少しだけ時間作ってくださる?この子のオーダーメイドの縄を作るさかい。」
次の日から、綾乃は様々な上流階級の教育を詰め込まれるように受けていた。他の上級囚人とはほとんど会話する機会もなく、ジェットコースターのような日々を過ごしていた。しかし、さすが上級囚人ということもあって、食事も最高級かつ栄養調節も完璧で、ベッドも最高級ですぐ眠れた。綾乃は菜緒に思いをはせていた。今どうしているのだろう・・・
Re: ドラゴン縄 - スタム 2025/05/25(Sun) 06:41 No.1451
そのころ菜緒は中級囚人としての教育を必死になって受けていた。綾乃が上級囚人になる票を集めた影響で、中級、下級の人数はそれぞれ3人・5人と少数になってしまっていた。また、おそらく中級囚人の票数事態も少なくなっているので、些細な事で下級や最下級に落ちる可能性がある事も考えられた。菜緒はここの収容所のスタッフに目を付けられないよう、慎重に行動していた。中級の扱いは普通のベッドで寝て、普通の民宿の料理レベルの食事をとることができた。ビニールスリッパを履き、座るときはパイプ椅子を使っていた。しかし、英語が聞き取れないので、相手の言葉を理解することは困難を極めた。高校の時にあんなに勉強したのに、いまや完全に忘れてしまっている。ある時、遂に講師の堪忍袋の緒が切れ、菜緒は下級囚人落ちを言い渡されてしまった・・・