タイムスクープハンター 投稿者:
スタム 投稿日:2025/09/20(Sat) 18:58 
No.1484  
	
	今回から新作です。この小説は、某N○Kの「タイムスクープハンター」という番組からのものとなっております。登場人物の名前は変えています。今回はプロローグのみで、緊縛シーンは次回以降のお楽しみということで。
「アブソリュートポジション B5878469-487。アブソリュートタイムD59-7414-55。西暦変換すると、1582年6月24日。コードナンバー、H3-H3、これより記録を開始します。」
私達タイムスクープ社は独自のタイムトラベル技術を使い過去の様々な人々の営みを記録する会社だ。私、細田光はタイムスクープ社の第一調査部で働いている。ここは歴史上の大事件や有名人物の調査を担当している。少し前まで名もなき人々の営みの調査を担当している第二調査部で働いていた私であったが、数々の功績が認められ、晴れてこの第一調査部に来れることになった。
	
	
	Re: タイムスクープハンター - スタム 2025/10/05(Sun) 18:34   No.1496
	※ここでは歴史上の人物が沢山登場しますが、彼ら彼女らの行動及び境遇はフィクションです。
私達第一調査部の今回の調査対象は、明智光秀の娘たちの消息である。明智光秀には4人の娘がいるとされるが、このうち3女は細川ガラシャであり、彼女の人生は皆の知るところである。よって、今回は他の3人の消息を追うことになった。私が4女を追い、先輩の新川美奈さんが長女と次女を追うことになった。
「これより羽柴軍に接触します。彼らに接触するには特殊な交渉術が必要となります。それは極秘事項となっており、お見せすることはできませんが、今回も無事、密着取材に成功しました。」
羽柴秀吉の軍が明智光秀の4女の夫の城を攻め落とし、夫は城と運命を共にした。4女は自害しようとするところを捕らえられ、後ろ手に厳しく縛り上げられて連行されている・・・
	Re: タイムスクープハンター - スタム 2025/10/08(Wed) 19:39   No.1497
	本能寺の変により信長は討たれ、京都は明智光秀の支配下にあった。羽柴秀吉は主君の敵を討つため猛スピードで最前線から取って返し、その勢いで明智光秀の4女の城を落とした。捕らえられてきつく縛り上げられ、自害を防止するための轡もされた彼女は、怒りを目にたたえながら曳かれていた。羽柴軍の兵士曰く、彼女は京と言い、まだ16歳らしい。16歳にしてすでに2児の母という事実に光はあっけにとられた。その間にも護送は進み、彼女は秀吉の陣屋に連行され、秀吉の引見を受けた。轡を外された彼女は
「なぜ夫を攻撃したのです。夫は筑前守(秀吉)様に従い賊を討つつもりでしたのに。」
「そなたの夫が日向守(光秀)に通じているという情報が入っておる。」
「そんな、そんな偽情報に騙されて夫を攻撃したということですか。」
「偽情報であるという証はあるのか。」
「そもそもその情報が誠であるという証はあるのでしょうか。」
「その話はもうよい。水掛け論じゃ。さて、そなたの処遇じゃ。」
	Re: タイムスクープハンター - スタム 2025/10/09(Thu) 18:06   No.1499
	「そなたの子らはわれらの手にある。これがどういうことなのか、分かるな?」
「筑前守様の側室になれ、ということですか?」
「勘違いしてもらっては困る。そなたは今のところ敵軍の妻にしてわれらの捕虜だ。側室になどなれると思うな。妾として近くの城の牢に繋げる。儂がその城に逗留した際は、存分にかわいがってやろう。では、連れていけ。」
京は縄尻を取られ、引っ立てられていく。光は羽柴軍の兵士の許可を取り、曳かれている京に話しかけた。
「明智京さんですね。私は光と申します。あの、16歳ですでに二人産んでいるというのは本当ですか?」
「ええ、本当ですけど、それが何か。」
	Re: タイムスクープハンター - スタム 2025/10/14(Tue) 21:19   No.1501
	「16で2人って、大変じゃないんですか?」
「別に、考えたことないですね。愛する夫の子なんで。」
「はあ。」
「もういいですか?縛られて連行されながら質問に答えるの大変なんで。」
「はい、すみません。」
彼女は最寄りの城に連行され、秀吉の慰み者になるのだろう。この時代の宿命とはいえ、光にはなかなかきつい現実だった。しかし、これも仕事だ。彼女の処遇をもう少し追ってみよう。そう思った・・・
	Re: タイムスクープハンター - スタム 2025/10/18(Sat) 02:44   No.1503
	それからしばらくして、明智軍は山崎で敗れ、光秀は落ち武者狩りの手にかかった。光秀の本拠も攻められて炎上した。そこから落ち延びる3人の女性がいた。光秀の長女、倫と次女の由芽、そしてタイムスクープハンターの新川美奈である。通説では長女次女とも城と運命を共にしたとされているが、城の守将は主君の娘の首をはねるには忍びず、城から逃した。細川ガラシャのいる単語を目指し落ち延びる3人であったが、途中で土豪に見つかった。
「女だ。生け捕れ。傷も負わせるな。」
美奈達3人は必死に逃げたが、美奈が石につまずいてすっころんだ。土豪たちが美奈を取り押さえる。美奈はがっちりと抑えられていたので、特殊な交渉術や護身用の武器も使えなかった。後ろにねじ上げられた両手にひしひしと縄がかけられていく・・・
	Re: タイムスクープハンター - スタム 2025/10/18(Sat) 19:29   No.1504
	両手の自由が奪われると、口にきつく手拭いがかまされた。これで声の自由も奪われた。そして、体にも縄が巻き付き食い込んでくる。乳房をくくりだすように縄が回され、ふくらみがまさぐられる。
「んむうーー。」
「へっへへへ。なかなかいいカラダしてんじゃねえか。縛り甲斐があるぜ。」
「おい、遊ぶのは陣屋に連行してからだぜ。その後十分かわいがってやろうぜ。」
「そうだな、おら、さっさと歩け。」
縄尻を取られ、連行されていく・・・